業務用エアコンの法定点検が義務化されました | 大分の建築設備会社　株式会社三信工業

誰が対象になりますか？

法定点検の対象
“第一種特定製品”とは、業務用の空調機器(エアコン)、冷蔵機器及び冷凍機器のことを指します。
“管理者”とは主に自己所有やリースでこれらの業務用エアコン･冷蔵機器を所有･管理している者(ユーザー様)となります｡

業務用エアコンの例

パッケージエアコン
ビル空調用ターボ冷凍機
空調用チラー/スクリュー冷凍機など

業務用の冷蔵･冷凍機器の例

冷蔵ショーケース/自動販売機/冷水機
業務用冷蔵･冷凍庫/ビールサーバー　など

機器の管理者は、機器からの漏えい防止のため、以下の事項が義務付けられています。

機器の設置

機器の損傷を防止する為の適切な場所へ
の設置､設置する環境の維持保全を行う｡
危機に損傷をもたらす振動源を避ける。
機器の周囲に点検に必要な作業空間の確保。
機器周辺の清掃。
機器の点検

全ての機器を対象とした簡易点検の実施。
また、一定規模以上の機器について
専門知識を有する者による定期点検の実施。
漏えい防止措置

フロン類の漏えいが見つかった際、
修理しないまま充てんする事は原則禁止。
冷媒漏えいが確認された場合、やむを得ない場合を除き、可能な限り速やかに漏えい個所の特定･必要な措置の実施。
点検等の履歴の保存

適切な機器管理を行う為機器の点検･修理、
冷媒の充てん･回収などの履歴を
機器を設置した時から廃止するときまで記録･保存すること。

※専門知識を有する者とは…
専門的な点検の方法について十分な知見を持つ
冷媒フロン類取扱技術者など。
三信工業にも、大分県内では数少ない
専門知識を持った有資格者がいます。

機器の設置･点検･回収まですべて三信工業で承っております。お気軽にご相談くださいませ。

建物内の機器を全てチェックし、それぞれの点検内容をリスト化いたします。

1年に1回又は3年に1回のペースで、一定規模以上の機器を対象に、下記の方法で専門家による検査をいたします。

◆直接法

発泡液法

ピンポイントの漏えい検知に適しています。
漏えい可能性のある箇所に発泡液を塗布し､吹き出すフロンを検知する方法です。
漏えい検知器を用いた方式

電子式の検知器を用いて配管等から漏れるフロンを検知する方法です。
検知機の精度によりますが､他の2方法に比べて､少しの漏えいでも検知できます。
蛍光剤法

配管内に蛍光剤を注入し漏えい個所から漏れ出た蛍光剤を紫外線などのランプを用いて漏えい箇所を特定します。
※蛍光剤の成分によっては危機に不具合を生ずるおそれがあるため､機器メーカーの了承を得て実施することが必要。